こんにちは。
日常サポートの合同会社Lacです。
本日も宜しくお願い致します。
今回は当社のメイン事業の一つ探偵業について再度お話しします。
1. 探偵業
探偵と聞くと、テレビドラマや映画で見かける事件を解決する名探偵のイメージが強いかもしれません。
実際、探偵と付く作品の多くは難事件を解決するものが多いようです。
しかし、実際の探偵業務はより日常に根差したものが大半です。
探偵は、依頼者が困っていること、例えばパートナーの浮気、人探し、素行調査など依頼・要請に基づき、さまざまな情報を調査・収集し、解決に向けたサポートを行う専門職です。
探偵業は誰でも行える訳ではなく、事務所を管轄している警察署に届け出を行って開業します。
次に具体的な業務を見てみます。
2. 探偵の主な業務内容
① 浮気調査・不倫調査
最も依頼が多くイメージ的にも知られている業務の一つが浮気調査です。
配偶者やパートナーが浮気をしているかどうか疑念を抱いた際に、探偵に依頼して証拠を集めを行います。
・調査方法には尾行、張り込みにより写真や動画などの証拠を取得します。
・証拠を基に依頼者は離婚調停や慰謝料請求、和解のために利用します。
浮気調査に限りませんが、プライバシーの問題と密接に関係しており、探偵は法律を守りながら慎重に調査を行います。
②人探し
一言で人探しと言っても様々なケースがあります。
・家族や友人など身近な人が突然姿を消してしまった
・同窓会に呼びたいが誰に聞いても連絡先が分からない
・依頼された仕事を行ったが対価の支払いがないまま逃げてしまった
・交際や結婚をネタに金品を支払ったが、突然行方不明になってしまった
行方不明者の捜索も探偵業務の一部です。
犯罪行為や生命に危険があるケースでは警察や場合によっては弁護士に依頼を行うケースもあると思います。
警察にはそのような依頼が数多く寄せられており、捜査が進展しない場合に探偵に依頼を頂くケースもあります。
失踪者の捜索は、時間との勝負であることが多く、迅速な対応が求められます。
まずは警察への届け出を行ってください。
③身辺調査・信用調査
企業が人を採用する場合や個人が結婚を考える際に、相手の信用や身元を詳しく確認する調査も探偵の業務です。
・ビジネスにおけるパートナーの経歴や業績
・採用予定者の素行
・従業員の素行調査(金銭トラブルやさぼりなど)
・婚約者や交際相手の経歴やトラブルなど
但し、違法な差別の取り扱い、ストーカー行為の目的利用、DV法にかかる被害者の居場所特定など取り扱いができないものもあります。
④その他の業務
・企業の信用や経営状況、競合他社の調査などのビジネス調査
・ストーカー行為の証拠を収集し、法的手段への対応支援など
3. 探偵の倫理と法律
探偵業を行うには、日本では「探偵業法」という法律に基づいて適正な業務が求められます。特に、プライバシー侵害や違法な調査に対しては厳しい制約があり、探偵は依頼者の希望に沿いつつも、法律を遵守する必要があります。
探偵業法のポイント
・探偵業務を行うには事業所管轄の警察署を通し公安委員会への届出が必要
・依頼者との契約書作成が義務付けられている
・違法行為(盗聴や違法な尾行)を行ってはならない
4. 調査業務のテクノロジー化
近年では、テクノロジーの発展に伴い、探偵業にも新しい技術が取り入れられています。
インターネットやSNSを活用した情報収集などがその一例です。
これにより、従来よりも効率的かつ迅速な調査が可能となり、依頼者に対してより正確で信頼性の高い結果を提供できるようになっています。
5. 探偵に依頼する際のポイント
探偵に調査を依頼する際には、次の点に注意することが重要です。
・信頼できる探偵社かどうか:届出受理番号の確認、口コミなど
・費用の確認:着手金の確認、見積もりの内容・範囲、追加料金など
・依頼内容を明確に伝える:具体的に、困っている内容、解決したい内容、そして調査に
よる目的をしっかり伝える
・しっかりコミュニケーションを取る
まとめ
探偵業は、多岐にわたる調査を行い、依頼者の問題解決をサポートする重要な職業です。
浮気調査や素行調査といった日常的な案件が主な仕事になります。
探偵に依頼する際は、信頼性や法律に従っているかを確認し、安心して依頼できる事務所を選ぶことが大切です。
このブログが、探偵業に興味を持つ人や実際に調査を依頼したいと考えている人の助けになることを願っています。
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