こんにちは
エールエージェンシーLac探偵事務所です。
本日も宜しくお願い致します。
今日は刑事コロンボについて考えてみます。
先日、ご紹介した金田一耕助や明智小五郎など名探偵ものは、昔からありましたが、刑事が名探偵に扮するものは、それまで日本ではあまりなく、刑事ものはアクションのイメージが強かったのではないでしょうか。
しかしこのコロンボの登場は日本の刑事ドラマにも大きな影響を及ぼし、古畑任三郎や相棒の杉下右京など名探偵の刑事が登場します。
『刑事コロンボ』の魅力
ミステリーファンが愛する理由とは
テレビドラマ『刑事コロンボ』は、アメリカ発の刑事ドラマとして世界的に人気を集めてきました。
主人公のコロンボ警部は、初登場から半世紀を超えた今でも、多くのファンに愛されています。
彼のユニークなキャラクターと一風変わった推理スタイルが、このドラマを特別なものにしているのです。
1. 名探偵コロンボの「風変わりな」キャラクター
コロンボの特徴といえば、ぼさぼさの髪に、皺だらけのレインコート、そしてボロボロの愛車です。
一見すると無能そうな印象ですが、それがコロンボの計算されたキャラクターの一部です。彼は事件現場に訪れると、しつこいほどの質問をして犯人に「またか…」と思わせますが、その「しつこさ」が実は真相に迫るための巧妙な戦略。
犯人を油断させながら、少しずつ証拠を集め、ついには真相を明らかにします。
この風貌は内田康夫の「信濃のコロンボ」の主人公・竹村岩男に再現されます。
2. 犯人が見える「倒叙ミステリー」の面白さ
『刑事コロンボ』の独特な点は、事件の犯人が最初に明かされる「倒叙(とうじょ)ミステリー」の形式です。
一般的な推理ドラマでは、視聴者は犯人を推理しながら物語を進めますが、『刑事コロンボ』では冒頭で犯行が描かれ、視聴者は犯人がいかにして追い詰められるかを楽しむ構成です。
これにより、視聴者は犯人がミスをした瞬間や、コロンボが犯人を追い詰める過程にハラハラさせられるのです。
古畑任三郎はこの形式を踏襲しています。
3. 忘れられない名台詞「もうひとつだけ、いいですか?」
「あともうひとつだけ…」と、コロンボが話を終えたかのように見せてもう一度質問する場面は、おそらく誰もが知っている名シーン。
これが意味するのは、犯人が予想もしていなかった「もうひとつの証拠」です。
コロンボがつかんだ些細な違和感が、最終的に犯人の決定的な誤りを暴き出すきっかけとなります。
4. 映画のような質感をもつ各エピソード
『刑事コロンボ』の各エピソードは、約90分にわたる長編ドラマとして制作され、映画のような映像美と緊張感のある演出が特徴です。
さらに、演出にはスティーヴン・スピルバーグをはじめとする著名な監督が関わり、視覚的にも楽しめる要素が多いことも、ドラマの大きな魅力です。
5. 時代を超えて愛される「人間味」のあるキャラクター
コロンボは完璧な名探偵でありながらも、人間味に溢れるキャラクターです。家族を愛し、妻を敬愛し、時には犯人に同情を示すその姿勢が、視聴者に親しみやすさを感じさせます。彼の言葉や行動には、犯罪を憎み、罪を犯した人にも心を寄せる優しさが宿っており、それがコロンボの普遍的な魅力と言えるでしょう。
『刑事コロンボ』は時代を超えて愛される名作ドラマです。
ユーモアとサスペンスが絶妙に絡み合い、見る者を飽きさせません。
かなり古い作品とは言え、今見てもスリリングで楽しめます。
コロンボの名演技や名言、犯人が追い詰められる過程を、ぜひもう一度楽しんでみてください。
名探偵に憧れて探偵を目指す人もいると思います。
そんな方は刑事コロンボを是非見てください。
浮気調査・不倫調査、人探し、身辺調査・不倫調査
身近なご相談や探偵へのご依頼はエールエージェンシーLac探偵事務所へ。
📞 0120988685
Comments